【留学と就活】ドイツ、フィンランド長期留学経験者の就活体験記!(24卒)

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Guetn Tag! Moi! ドイツに留学していたふむむと、フィンランドに留学していたれいです。今回は、留学を経験した2人の就活スケジュールをそれぞれ紹介します!

 

長期留学後の就職活動の進め方に悩む方も多いのではないでしょうか。私たちの経験が参考になれば幸いです。

ふむむの場合 (2022年8月帰国)

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 ◇9月スタート 
 ◇エントリー少なめ(本選考:8社) 
 ◇メーカー

全体スケジュール(ふむむ)

全体概観

帰国が8月中旬と比較的遅め&個人的な事情で1月末までは学業メイン、本格的に選考に参加したのは3月の解禁後でした。(割と遅めです)
エントリー数も少なめでしたが、これは秋冬の間に学内イベント等を通じて志望業界を絞れていたことと、精神的にあまり余裕がなかったことが影響しています 笑

詳細解説

・自己分析
自己分析は大きく分けて下記の二つを行いました。
①小学校~就活開始までのエピソードの整理
②現在の自分の将来志向の分析

①の自己分析はれいにも手伝ってもらいながら留学中の3月頃に始め、主に帰国後の秋~解禁直前頃に行いました。企業によっては小学校の頃の話を聞かれることもあり、選考開始前にじっくり過去のエピソードを整理できていて良かったです。
留学中のハプニングを聞かれることもあり、過去のSNSの投稿(叫びや愚痴)も参考になりました 笑

②はキャリアセンターの方からのアドバイスで、オンラインの学内企業説明会やマイナビ等のイベントに参加しながら行いました。企業の説明の中で、気になった点をメモしていき、なぜ気になったのか、なぜポジティブ/ネガティブに感じたのかを整理することで、自分の志向を見つけていきました。
秋冬にかけてこの作業を行っていたので、学業中心に過ごしつつ効率的に志望業界などを決められました。

 

・テスト対策

テスト対策は多少余裕のあった10月~11月と、選考直前期の2月~3月に行いました。私はSPIの非言語分野が極端に苦手だったのですが、秋にテキストを一周していたことに直前期に救われました…。
SPIを使う機会が一番多いと思うので、早めに対策を進めておくことをお勧めします。玉手箱など他のテストは3月以降、エントリーした企業に合わせて対策しました。

 

・企業研究

基本的には2月下旬以降、エントリーした企業の選考に合わせて、企業のHPや説明会、多少のOB訪問などを通じて行いました。選考中も面接などの機会を使い、仮説を立てて質問し、理解を深めていました。
手書きのノートではなくGoogleDocumentを使っていましたが、編集がしやすく、スマホでもパソコンでもチェックできて便利でした。

 

・説明会

前述の通り、秋から3月上旬まで学内の企業説明会を中心に、できるだけ幅広い業界・企業の参加し、自己分析②を進めていました。
学内説明会は企業側もその大学の学生に合った説明をじっくりしてくれるので、個人的にはマイナビなどの大規模イベントよりも参考になりました。
1社を除き対面のイベントには参加せず、オンラインで活動していました。

 

インターン

冒頭でもお話しましたが、インターンには一切参加しませんでした。個人的な事情によるところが大きいですが、結果的に無事に就職活動を終えることはできたので、ご自身の目的に合わせ、必要であれば参加するとよいと思います。
(インターン経由で早期選考に参加、内定が取れていると精神的にかなり楽なこと、選考形態によってはESや面接、グループディスカッションを本選考の前に経験できるのは大きなメリットだとは思います)

 

・本選考

前述の通り特に早期選考にはのっていなかったので、3月~4月上旬にエントリー、3月下旬~5月中旬に面接のピーク、6月中旬頃にに内々定/選考中の企業を比較、検討して終了、という感じでした。ほとんどの選考がオンラインでした。
最初に内々定をいただいたのは5月中旬でしたが、その後も納得できるまで面接や面談に参加して就職活動は続けました。

 

最後に

これから就職活動される方には、下記の2点は参考になるのではないかと思います。

・企業説明会への参加を通じて、効率的に自分の志向を整理すること
・SPIの勉強は(苦手な分野がある場合特に)早めに始めておくこと

「面接は慣れ」というのは本当にその通りで、3回くらいで随分慣れました。(私は志望度の高い企業の面接が最初になってしまい、あまり上手くいきませんでした…)

でも一番大切なのは、十分に息抜きをすることです!!!個人的には大学受験や留学よりもはるかに精神的に辛かったです…。

 

れいの場合 (2022年6月帰国)

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 ◇6月スタート 
 ◇エントリー多め(22社)
 ◇物流など

全体スケジュール(れい)

全体概観

帰国が5月末だったため、いわゆる一般的な就活スケジュールになっていると思います。
夏・秋インターンでは、志望業界への理解を深めたり本選考に進む企業を絞ることを目的にしていました。このインターン経由の早期選考で早めに本選考をスタートさせました。
最初からかなり業界を絞っていましたが、他業界にも興味を持つきっかけとして東京キャリアフォーラムというイベントやirootsのオファーがありました。

詳細解説

・自己分析

自己分析では下記を行いました。
①エピソードの整理
②業界の志望理由とエピソードを結びつける

①では留学中の2月ごろに、ふむむとお互いの経験を整理しました。
自分では些細なことだと思っていた出来事も人から見れば自分の良さが表れているエピソードだということに気づくきっかけになるなど、インターンや本選考のエントリーシートづくりに役立ちました。

志望業界はある程度決まっていました。②ではその業界の特徴を踏まえ、①で整理したエピソードを通してアピールできる自分の強みと志望理由を結びつける作業をしました。

・テスト対策

夏・秋のインターンに参加するため、帰国後すぐの6月から勉強を始めました。
SPIと玉手箱を参考書で勉強し、それ以外のテストを受ける必要がでた際はその都度インターネットで調べたり、参考書を買い足していました。

・企業研究

夏・秋のインターンに参加することで各企業の特徴や強みを知ることができました。
加えて、面接の前には企業サイトを隅々まで確認していました。
GoogleDocumentで企業ごとにファイルを作っていく方法が便利でした。

・説明会

本選考を受けた時期がばらばらだったため、10月~3月頃まで随時参加していました。

インターン

夏休みの間は志望業界の1デーインターンに多く参加していました。
インターン参加者に秋インターンや早期選考の案内が来ることも多かったので、
エントリー社数の多かった自分にとっては本選考の時期をばらけさせることができ良かったと思っています。
インターンの記録をしっかりと残しておいたので、本選考のエントリーシート作りや面接の逆質問を考えることにも役立ちました。

・本選考

1,2月はエントリーシートの準備や1次面接が重なり、かなり忙しくしていました。
早期選考で1月末に1社から内定をいただきましたが、就活は6月まで続けました。
就活後半は勝手が分かってきて大学の授業やゼミとの両立もできており、また早い段階で内定を得ていたことから精神的にはかなり楽でした。

面接直前の対策では企業サイトやOneCareerの体験談が参考になりました。

最後に

就活も長期戦になると常に全力疾走とはいかないので、自分の体力と相談しながらスケジュールを組んでいました。
これまでの自分を振り返ったり、自分が何をしていきたいのかをじっくり考える機会にもなるので、楽しみつつ無理せず進めていけるのが理想だと思います。

まとめ

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就職活動は終わりが見えず辛いこともありますが、着実に取り組んでいけば必ず結果はついてきます!エントリー社数も内定時期も人によって様々なので、自分のペースで取り組んでみてください。