【ドイツ生活】ドイツ鉄道(DB)のオンライン返金手続き方法!

f:id:ReiSuomi:20220408025903j:plain Guten Tag!ドイツに交換留学中のふむむです!
 期末テストで忙しく、久しぶりの更新になってしまいました…
   今回は、DB(ドイツ鉄道)の返金手続きを紹介します!

 

 

 

DB(ドイツ鉄道)って?

 

DB(Deutsche Bahn)は、日本語でドイツ鉄道と言うドイツ唯一の鉄道会社のことです。ドイツでは日本と異なり、全ての鉄道がこのドイツ鉄道によって運営されています。

ICEやICといった長距離高速列車、RE(通称レギオ、レギオナールエクスプレス)という快速電車、S-Bahn(エスバーン)という都市近郊列車、U-Bahn(ウーバーン)という地下鉄など、様々な種類の列車があります。

ドイツ在住者の中では常識となっているのが、このDBの遅延の多さ!
最近では9€チケットの導入も手伝って、遅延や運転取りやめが以前にも増して頻繁に起こっています。DBの基準では6分以内の遅延は遅延と見なさない(!)のですが、それでも今年のDB全体の遅延率はとんでもないことになっているそうです…( ̄▽ ̄;)

それでは、DBの返金手続きを紹介していきます。

目的地に1時間以上遅延した場合チケットの25%が、2時間以上遅延した場合チケットの50%が返金されます。1時間以内の遅延は返金の対象ではありません。利用された列車が返金手続きの対象になるか注意してください。

鉄道以外の交通機関(地下鉄、バス、トラム、船、飛行機)は返金の対象外です

乗り継ぎが失敗した、乗車する列車を変更しなければならない、という場合は、駅の窓口(Information)に行ってその旨を伝えると、無料で代替列車を利用できます。新しくチケットを取る必要はないので、注意してください。

返金手続きを開始できるのは旅程が完了した場合のみです。遅延のアナウンスがあったとしても、実際の遅延幅が確定するまでは手続きを開始できないのでご注意ください。

 

DB Navigator (DB公式アプリ)での返金手続き

 

2021年6月1日から、DBの返金手続きをアプリを使ってオンラインでできるようになりました!以前は書面で手続きを行わなければならなかったので、非常に便利になりました。

このアプリは DB Navigator といい、モバイルチケットの購入やルート検索などができます。
基本的に、駅のホームでのアナウンスよりもアプリの方が早く遅延やホーム変更等の情報を教えてくれるので、ドイツに滞在する際はこのアプリをダウンロードしましょう!

 

DBのアプリ (DB Navigator)

 

それでは、返金手続きです。

 

 

まず、アプリの右上にあるメニューから「My Tickets」を選択します。画面上の時計のマークを選択すると Timetable の画面になるので、画面右下の「…」から「Edit Order」を選択します。

 

 

そのまま画面を下にスクロールして、「Submit passenger rights request」を選択します。

 

 

そうすると、注意事項が書かれた画面が出るので、確認の上「Send request now」を選択します。

 

 

すると、返金請求の理由を選択する画面が出ます。

①目的地への到着が遅れた(し、予定と異なる手段で目的地に到着した)
②移動を開始しなかった(出発しなかった)
③出発したものの、途中で移動を諦めて出発駅に戻った

の3つから選択します。
私の場合は代替手段を使って移動した結果、目的地へは予定通り到着できたので(奇跡)、②を選択しました。

 

 

返金のため、個人情報を入力していきます。

 

 

最後に、請求のコピーをメールで受け取るかと、DBのオンラインカスタマー調査に参加するかを選択した後で、「Make a request now」を選択します。

 

 

返金請求の確認画面が出て、手続き完了です。
画面の説明によると、2週間以内にDB側から応答があるとのこと。
実際には請求のコピーメール以外は特に何の反応もなく、銀行口座にお金が振り込まれたのは約10週間後でした。(同時に書面で返金請求の受付状も届いていました。)
流石ドイツ( ̄▽ ̄;)

 

まとめ

以上、DBのオンライン返金手続きを紹介しました!ドイツでの鉄道利用には遅延がつきものなので、最終的にはなんとかなる!の精神で対処していくのがおすすめです。
私も15分程度の遅延には何も思わなくなりました。きっと帰国したら感動しますね 笑

それではまた!Tschüss!