【フィンランド旅行記】トゥルク観光!おすすめの観光スポット・カフェ・バスの乗り方

f:id:ReiSuomi:20220408022921j:plainMoi! フィンランドに留学していました、れいです。

今回はフィンランド最古の町、トゥルクの旅行記です。見ごたえのある博物館を巡ってきました!

 

期間:2022年5月2日~5日

前回観光したタンペレからVR(長距離列車)で2時間ほど移動し、フィンランド最古の美しい港町トゥルクにやってきました。

トゥルク駅。トゥルクはスウェーデン語でÅBO。

トゥルクの街並み。

 

5月3日

トゥルク大聖堂

早速ランドマークのトゥルク大聖堂に向かいます。塔の高さが約100mあり、近くで見ると迫力。
日本語パンフレットも置いてありました。

トゥルク大聖堂

礼拝堂の天井画

星が描かれた深い青の天井に赤い壁の小部屋を発見。天井と壁のコントラストが綺麗です。

鎧が飾られた部屋。

大聖堂から町の中心部に向かう途中に、トゥルク市立図書館があります。

大聖堂近くにある図書館。

入ってみたかったのですが、ストライキ中のため断念。代わりに向かいにあったセカンドハンドショップを覗いてみたところ、服や家具、本に雑貨とかわいいものが所狭しと並んでいて楽しい空間でした。

図書館正面にあるセカンドハンドショップ。

 

Cafe Qwensel

中心街に向かう途中に、おすすめされたカフェがありました。

カフェ外観。

Kirsikkapiirakka(チェリーパイ)と紅茶のセット。

女性のお客さんで賑わっていました。静かな雰囲気で、お花が飾られアンティーク調のインテリアで統一された素敵なお店でした!チェリーパイは素朴な味で美味しかったです。

この日は軽く中心街を散策して宿に戻りました。


翌日5月4日ムーミンワールド近くを散策に行く前に宿で朝食。セッティングがかわいいです。

宿の朝食ビュッフェ。

 

乗り換えアプリ FÖLI

ムーミンワールドのあるNaantaliにはバスで移動します。乗り換えアプリの FÖLI で調べたところ、6番のバスで市内中心部から35分。

乗り換えアプリFÖLI

経路を調べるだけでなく、チケットもアプリ上で購入できます。2時間乗り放題のQRチケットを購入し、取得したQRコードをバス乗車口にある読取機にかざせばOK。

QRチケット購入画面。

Naantali のバス停に着いてから、さらに20分程歩きます。
道中にはムーミンの看板がありました。

ムーミンワールドへの案内看板。

坂道の多い住宅街を抜けると広場にたどり着き、海が見えてきます。

ムーミンワールドまであと少し。

 

ムーミンワールド(MuumiMaailma) *入口まで

ムーミンワールドは夏の限られた期間のみオープンしているため、中には入れませんが行けるところまで行ってみました。

 

 ムーミンワールドに続く橋。

この橋の先の島全体がムーミンワールドになっています。橋から見える海の景色がとても綺麗でした!天気も良く散歩日和。

ムーミンワールド入口。残念ながら閉鎖中。

当然周辺の土産物屋も閉まっていたので、街中に戻ってムーミンショップでお土産探しをします。

 

ムーミンショップ

街中には大きなショッピングモール Hansa があり、ムーミンショップでお土産を買うことができます。洋服や文房具など、タンペレムーミン美術館のショップに比べると種類が多く選びやすいです。

ムーミンショップ。お土産はここで購入しました!

購入したお土産。チョコレートが好評でした。

同じショッピングモール内の本屋、アカデミア書店で自分用のお土産も購入しました。本だけでなく、ムーミンマリメッコの文房具も充実していました。

フィンランド語版『星の王子様』

 

ファッツェルカフェ

無事お土産も購入できたので、フィンランドで一番お気に入りのファッツェルカフェで休憩。期間限定のレモンムースを注文しました。

素敵な雰囲気のお店でした。

期間限定のレモンムース。ホワイトチョココーティングされています。

またフィンランドに来たときは絶対に行きたい!と思うくらい、どのケーキも甘すぎず美味しいです。学割が使えるのも嬉しいところ。

 

5月5日

次は船でストックホルムに移動するため、ターミナルに荷物を預けてから港周辺の博物館を観光しました。

 

フォルム海事博物館

博物館前にある花のオブジェ。

チケットを購入すると、まずは屋外に展示されている船を見ることができます。階段があるので上からも観察。

屋外に展示されている船。

救助船の歴史についての解説がありました。

  

屋内の展示室に入ってみると、想像以上に大規模な展示エリアが広がっていました!

博物館内部。かなり広いです。

 何人もの軍人について丁寧に紹介されていました。

船の模型

2階にはボートの展示も。

 

 

面白かったのは、博物館の倉庫が展示として公開されていたところ。

博物館の倉庫も展示の一部として公開されています。

船の模型がずらりと並んでいる光景と、博物館の裏側を垣間見ることができて楽しい。

倉庫に保管されている船の模型。

最後の展示室にはエンジンだけが集められていました。これも壮観です。

エンジンだけを集めた展示室。

これで展示は終わり...と思ったら、ミュージアムショップの横にもまだありました。
船の歴史を振り返るエリアを抜けると、たくさんの船。実際に入れるようになっています。
奥では船の補修が行われているようでした。

船の展示。

この日乗るViking Lineの船についても模型や構造についての展示がありました!

 

屋外、館内の展示に倉庫と盛りだくさんの内容でしたが、夏の間はそれに加え追加でチケットを購入すれば博物館が所有する船の中に入ることができ、展示を楽しめるそうです。

 

トゥルク城

フォルム海事博物館から徒歩5分程のトゥルク城。

フィンランド最古の城で、内部は博物館になっています。こちらもかなりの広さで、全部見て回るのに3時間程かかりました。

トゥルク城

かわいい注意書き。

まずは企画展「VANITAS」を見に行きます。

企画展示。

 

 

城の内部も見ていきます。小学生の団体が見学していました。

城内部。

別のエリア「The Bailey」には城で使われていた食器や武器、服や装飾品が展示されています。

ウェディングドレス。

装飾品。

展示を進み、当時を再現した部屋を巡っていきます。城のスタッフさんが中世の衣装を着て案内してくれました。

トゥルク城を後にし、港へ。

トゥルク城から10分程歩けば港に到着します。

 

トゥルク港(Viking Line)

フィンランドに別れを告げ、次の目的地ストックホルムに向かいます。
21時発、翌6時30分にストックホルム港に到着するフェリーに乗ります。
料金はストックホルム港からストックホルム中央駅までのバス料金(€6.5)を含めて€51でした。

Viking Lineのターミナル。

朝コインロッカーに預けておいた荷物を回収します。

1番大きいサイズで€5。

事前に受け取った予約番号を入力してセルフチェックインを済ませ、ルームキーとバスのチケットを受け取ります。

セルフチェックイン端末。

乗船時間になり、MS Viking Grace号に乗り込みました。ここからストックホルムに向かいます。

 

まとめ

今回はトゥルクでおすすめの観光スポットやカフェを紹介しました。
3日滞在してまだ回り切れていない博物館がたくさんあったので、またリベンジしに来たいと思います!

次回は船内の様子とストックホルムの観光スポットを紹介します。Moi moi!