【ドイツ留学】最初の手続き Rathausでの住民登録体験談!

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Guten Tag! ドイツ エアランゲン大学に交換留学中のふむむです!

今日は滞在許可証取得のための第一歩、住民登録(Wohnungsgeberbestätigung)の体験をお話したいと思います。

本記事執筆時点で住民登録から7か月近く経っているので、曖昧な部分もあるかもしれませんが…
これから住民登録をされる方の参考になれば幸いです!

*本記事の情報は2021年9月時点での、エアランゲンの情報になります。

 

 

住民登録(Wohnungsgeberbestätigungの取得)って?

住民登録とは、滞在先への到着後出来るだけ早くに行う「住所登録」のことです。この登録の際に発行してもらう住民登録証明書(Wohnungsgeberbestätigung)は、滞在許可の申請の際に必要になります。
「なるべく早く」については、「1週間以内」「2週間以内」など諸説入り乱れていますが、要は早め早めに行うことが大切です。過ぎてしまっても特に罰則などは無いようですが、滞在許可取得までの手続きの山を考えれば、早く終わらせてしまうに越したことはありません。

 

エアランゲンの役所(Rathaus)のHPでは、一応「2週間以内」に行うようにと書かれています。
しかし、私の友人のイタリア人の留学生には、到着から3週間は経っているであろう時点で手続きしていない人もいました…。(しかも1㎜も焦ってない)
EU圏内からの留学なので、滞在許可証の取得については規定は違うと思いますが、特に焦ってもおらず、その後何かトラブルが起こった様子もありませんでした。



住民登録のために準備するもの

 

住民登録に必要な書類は、

・パスポート

・住所証明(賃貸の証明、Mietervertrag)

です。

 

住所証明(賃貸の証明、Mietervertrag)は、学生寮に住んでいる私の場合、入寮数日後に寮の管理会社から、大家さんのサイン付きで発行されました。

学生寮ではなく、普通の賃貸物件に住む場合、大家さんがこの書類を準備していない場合もあります。その場合は、ネットにあるテンプレートを印刷して持っていき、サインしてもらうと良いと思います。(私の友人はこのようにしていました)



大学から貰った個人情報記入用紙…?

 

日本で調べたときもそれっぽい用紙があり、大学側からも同じ書類の案内が来ていたのですが…
この「何だか手続きに必要っぽい書類」、どうやら滞在許可(Aufenthaltserlaubnis)の申請の際に必要なものだったようで…
住民登録には特に事前に書類の記入等は必要ありませんでした。



いざ、Rathausへ!

 

まだ少し暗い朝、8時にRathausへ着くべく起床…。
滞在許可の申請と違い、住民登録には予約が必要ありません。そして、ドイツの役所の朝は早い。(8時)
そしてそして、なんと平日役所が空いているのは、長い日でも16時まで、週に2日は12時に閉まる始末!!!!

外国人だけでなくドイツ人も行うこの手続き、なかなか混むので、朝イチで並ぶのが吉。

ということで、7時50分ごろにRathaus前に到着。
コロナ禍なので(?)、予約の有無、要件によって並ぶ列が別れていました。
今回は予約なしの列へ。

この時点で、前に10人ほど並んでいました。

9月下旬とはいえ、朝は肌寒い…。
始業時間と終業時間は死んでも守りたいドイツ、8時になるまで絶対に扉は開きません。守衛のおじさんたち、タバコ吸いながら楽しく談笑してました。

ちなみに、当時のコロナ対策ルールは2G、市役所内でもFFP2マスクの着用が必須でした。



ドキドキの待合室

8時になると、守衛のおじさんたちが動き出し、Rathausの扉が開きました。
「8時には」準備万端!市民が入れる!のではなく、「8時から」おじさんたちが仕事を始める辺りは、日本とは違うところでしょうか。

守衛のおじさんが前の人から順番に要件を聞き、どこに行けばいいのかを案内していきます。
私は何か言う前に「Wohnungsgeberbestätigung?」と聞かれたので、「Ja」だけ発し、案内の通り入ってすぐの1階左手の待合スペースへ…

ちなみに、この守衛のおじさんたちは英語は分かりません。というか、何言ってるか分かってる場合でも高確率でドイツ語しか話しません。

私はB2程度のドイツ語が話せるので特に問題ありませんが、そうでない方は「住民登録をしに来た」という旨を説明できるようにしておくと安心かもしれません。

この辺記憶が曖昧なのですが、待合スペースに入った時点で立っていた人からか、なにがしかの機械のボタンを押してか、番号札を貰います。マクドナルドみたいなやつ。

 

待合室はコロナ対策もあって椅子ひとつひとつの間隔が広くとられていました。
目の前にある大きなテレビ画面で、順番に番号が呼び出され、どの窓口に行くのかが表示されます。音声での読み上げもあったような…?

私はと言えば、先述の必要ない書類を必死に記入していました…。今となっては事前に記入していなかった理由も覚えていません…。(書類は事前に準備しましょう)

 

あっという間の住民登録

 

自分の番号がモニターに映し出され、表示に従って窓口へ
窓口、といってもエアランゲンの Rathaua 1階、めちゃめちゃおしゃれなオフィスと言う感じで…

広いお部屋の中に、担当者さん一人一人の大きなデスク(窓口)が散らばっている感じでした。グレーのカーペットを基調に、観葉植物なんかも置いてある…
「役所」と言えば野暮ったいものをイメージしていた私にとっては、かなり新鮮でした。
コロナ対策のため、担当者との間には透明なパーテーションがありました。

担当してくれたのは、黒人系の女性。なんと、英語で話してくれました!
パスポートとMietervertragを渡した後、質問に口頭で答えていきます。
最後に、手元の小さなタブレットのような物に答えた内容が映し出され、確認の上、画面上にサイン。日本の某銀行のような感じでした。

サインされたものを担当者の方が確認し、最後にサインの入った住民登録証明書(Wohnungsgeberbestätigung)を渡されて、終了。

案内に従い、出口へ向かい、Rathausを後にしました。
全部合わせて10分かからなかったと思います。

 

まとめ

以上、私の住民登録体験談でした!
サクッと終わる手続きなので、構えずに、滞在先に到着後ササッと済ませてしまいましょう!

滞在許可証の取得については、別の記事でお話しします!

それではまた!Tschüss!

reisuomi.hatenablog.com